漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

昨日から今日にかけてのこと

■昨晩、東京から来た友人と遅くまで話す。漂流教室の行く末を始めから心配してくれている人で、昨日も示唆に富んだ話があった。漂流教室の運営が苦しいのは戦略的に失敗しているところがあるからだとのこと。マンパワーが足りない状況で活動をしていることは確かにその通り。ではどうしていけばいいのかについても話をしたが、相馬氏とも語り合わなければならぬ。ただ、最近二人で考えていることが彼の思いにつながっていることでもあったので、少し自分たちのやっていることにも自信が持てた。

■訪問三件。英語をやっていたら、違うところを指摘するたび「あ、そうか」とできるだけ早く訂正しようとする子あり。それでちょっとあせりが出てしまうようで、訂正してもまた違ってしまうということがある。前から気づいていたこのことを今日話してみた。勉強は間違えたらゆっくりと間違えたことを味わうくらいでいいと思う。むしろそうでないと、何が悪かったのか見えないこともある。動物をしつけているわけではないのだからね。

■9/29のFSN交流会に参加したいという子供の話が出てきた。うれしきことなり。

■夜、いとこの裕が来訪。映画を撮ったり出演したりしている男で、話の尽きない人だ。今日も楽しく飯を食いつつ話しました。