漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

選ぶことが民主制なのか

■ボランティアスタッフの関井です。そろそろ正直書くことないです。余談ですが、日々心の中で感じていることや考えていることを文字にして吐き出してみるという行為は、非常にストレス解消、心の健康に良いと思われます。日記をつける、という行為に似ていますが、ネット上に投げれば誰かに届くということの付加価値は大きいのではないでしょうか。書きたい人いたらまぁぜひ、、、(笑)

■さて、気づけば衆議院が解散しておりました。自身は今年はたちになりました。そうなのです。せ、選挙に行かねばなりませぬ、、、

■もともと社会科が好きで、政治経済が好きで、報道番組が好きで、マスコミに憧れたこともありました。そこそこ理解しているつもりだったし、選挙権を得るまでは早く欲しくてたまりませんでした。得ることができればどうにかなると思っていました。しかし、選挙権を手に入れた今、見渡してみると、投票したい政党がありません、、、。どこもピンとこないし、どこも不安です。どうにかなりそうにありません。投票するためには、消去法かな?選挙ってこんな感じでいいのかな〜〜〜? となんとも責任感のないふわっふわとした一票となってしまいそうです。

■たくさんの候補を並べて、さぁ選べ! 選ぶ権利は与えたぞ! これが民主制だ! と言われても、そういうことじゃないんだよなぁと初めて気がつきました。多ければ良いということじゃない。とりあえず選ばせればいいということじゃない。本当に大切な選択は、国民の手の届かないところで勝手に決まってしまうのだから。衆院選はラーメンだと入れる器の形を選ばされてるみたいで、本当に重要な醤油にするか味噌にするか塩にするかみたいなのは選ばせてもらえないみたいな感じです。意味わからんですね。そんなんですが、あと少し熟考して、きちんと投票に行こうと思います。おわり。