漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

どろんこクラブ10周年記念フォーラム

「こどもの遊びと発達〜集中力を高め、やり遂げる力をつける〜」


日時:4月29日(金・祝)13:00-16:00
会場:北海道大学医学部保健学科D3-1講義室(札幌市北区北12条西5丁目)
費用:無料
申込:tel/fax 011-688-7164(どろんこクラブ)
   E-mail day-doronkoclub@sand.ocn.ne.jp
締切:4月20日(水)
主催:NPO法人子どもサポートどろんこクラブ


講師:仙石泰仁氏(札幌医科大学保健医療学部作業療法学科教授)


落ち着きがない、体の動きがギクシャクしている、疲れやすい、手先が不器用、ぼんやりすることが多い、かんしゃくが激しい、友達とのトラブルが多いなどいろいろな子ども達の困りごとがあります。こんな子ども達の状態を理解するための見方のひとつに「感覚統合理論」があります。感覚統合とは、体の内外に起こる様々な感覚情報を必要なものと要らないものに分けて整理したり関連付けたりして、毎日の生活がスムーズにいくようにするための脳の働きです。感覚統合ができていると、情緒が安定し、注意を向けて集中する力がつきます。それを土台として読み書きをする力や課題をやり遂げる力もついてきます。子ども達の遊びや生活の中に感覚統合理論を取り入れ、発達を促していくコツを仙石先生にお話ししていただきたいと思います。