漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

思い描いてた未来

小松崎

■珍しく何の予定もない週末。旭川まで展覧会を見に出かける。小松崎茂。戦中戦後のメカ物、冒険活劇の挿画の第一人者だ。残念ながら、俺の子供時代と氏の全盛期は重なっていない。それでも轟天号やモゲラで、少年物の本の挿画で、または戦艦戦車のプラモデルで、彼の絵は目にしていた。そのときもかっこいいと思い、今日見た原画もことごとくかっこよかった。思わず少年の日にタイムスリップした。かつて思い描いていた未来世界が、そこにはあった。時間を忘れて見愡れた。没年2001年。21世紀を見届けての死だったのかと思う。

■初めて正式に漂流&漂着のシフトで一週間を過ごした。融通の利かないところもあるが、それなりに回していけそうだ。あちこち宣伝して、やって来る子供たちを増やそう。