漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

養護学校見学

■札幌市立山の手養護学校はもともと病弱児童のための学校であるが、最近は不登校生も積極的に受け入れてると聞いて、挨拶方々見学に行ってきた。学校は小、中、高等部の3つに分かれ、中等部はほとんどが不登校生であるとのこと。発達障害を持つ子供も通っているという。

■市立校なので、不登校から山の手養護に通う場合は、前の学校から転校してきたという扱いになる。元が病弱児童のためだから、授業は通常の過程に沿って行われる。生徒数は1クラス5、6人ほどで、そこに教師が2人つくから、変な話、普通校より環境は恵まれているとも言える。

不登校生の受け入れ先に養護学校を利用するというのはどこか引っかかりを感じるのだが、見学していいなと思ったこともある。生徒が少なく教師が多いため、全体に教師に余裕がある。それはそのまま学校の雰囲気となり、生徒ものびのびしてるように見える。また、職員室、校長室のドアが開いていて、中が見えるのもよかった。距離が近く感じる。

■その後、通信を作ってから訪問2件。中1理科で習う「光」と「音」は俺が中学生だった頃にはなかった分野で、教科書を見ながらでないと間違える。一緒に悩みながらなんとか問題を解く。最後に送迎が入っていたが、休みとの連絡が入った。家に帰ってオンラインゲーム。