漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

今週あったこと

■火曜日。漂着教室でおでんを作った。寒くなると煮込む系料理だよな。美味い。しかし、家では夕飯に寿司を握ってみた。これも美味い。

■水曜日。朝5時に目覚めて二度寝したら7時になっていた。寒くなるとよく寝られるな。夕方、後志の小学生に学習支援のZoom。10,000より大きい数をやった。こうやって数のことを覚えていったんだな。

■木曜日。焦げの着いた電子レンジのターンテーブルを酢水につけて一晩おいてからこすり洗うときれいになった。化学の力だな。いつものスタッフ送迎はスタッフの体調不良のためお休みになった。インフルエンザでないことを祈る。流行ってきているから予防接種を早めに受けねば。午後、iPhone17に機種変更。eSIMに変更できないトラブルがありつつなんとか完了させて、北翔大学で後志の学習支援をする。反比例の話しを久しぶりに思い出した。

■金曜日。子どもの貧困対策センターあすのば主催のイベントに朝から晩まで参加。午前は道内自治体の議員とのシンポジウム、午後は一般参加もOKな子どもの貧困フォーラムで、夜は懇親会。議員シンポジウムでは、まず衆議院議員細野豪志から子どもの貧困への施策についての報告、ひとり親こどもふぉーらむ北海道の平井さんから道内単親家庭を中心とした貧困状況について報告を聞いた。子どもの貧困に関する法律が貧困対策からより強く推進するべく貧困解消という言葉を使うようになり、児童扶養手当の所得制限引き上げを実現した一方、教育格差については今後推進するという話しが細野議員からあった。不登校対応についても触れられていたが、COCOLOプランをなぞった程度だった。平井さんの報告では子どもの相対的貧困率は下がってきているものの、相変わらず男女の賃金格差が特に母子家庭での貧困を形作っている構造に変わりが無いことが報告された。その後、道議の武市さん、市議の竹内さん、平井さんと四人で登壇し、議員の実践について聞いたり、議員に求めることを話した。単親家庭を支援するためのレスパイトの事業の利用が少ない理由を調べると、回数の設定などで勿体なくて使えないという意見が見えてきたというのは、制度を考える時に大事にするべきことを示唆していると思った。たっぷり余裕があれば使おうという気になる、というのは支援が貴重なものだからだ。もっと当たり前に気軽に使えるようにする必要があり、そのためには広報宣伝して情報が得やすいようにすると共に回数や時間を多く取ることが必要なのだろう。自分からもいくつか話しをしたが、北海道の特徴として外国人家庭での子どもの貧困についての対策が郡部でも必要になることを指摘し、排外主義に走ること無いよう議員として地域に働きかけていってほしいと話しておいたことは書き残す。

議員シンポジウム

■午後は子どもの貧困対策北海道フォーラムで、たくさんの講演を聴いた。久しぶりに聞いた、北大名誉教授の松本先生の講演は巧みな話芸と共に考えさせられる内容だった。「他の貧困よりも先に子どもの貧困をどうにかするべき」のように貧困を種類分けするような思考は分断を生む、貧困には種類は無く経験のされ方が違うだけという言葉は大事だと思った。あすのば独自のアンケート調査やこども家庭庁で行っている事業、北海道こども計画の概要、旭川・松戸・八王子で行われている自治体事業についてなど、講演等で3時間近くあり簡単にはまとめられないくらいの情報量だった。その後のグループ討論も7つのグループで盛り上がっていて、100人近い参加者がそれぞれに満足できていたように感じた。随分熱量を使ったので、懇親会のオードブルだけでは足りず、帰りに久しぶりに近くの辛いラーメン14に行って一杯食べて帰宅。ハイカロリー。

■土曜日を書き忘れていたので追記。あすのばイベントの続きで、支援者車座ミーティングというものに参加。これには余り参加者が居なかったのが残念。その後、三○一会館に行き、Whocaresを利用しているおじさんが作る料理会に出席。九州で生まれ関西、北海道と数奇な人生を過ごしてきた話しを聞きつつ料理をいただいた。わさび漬けを醤油で溶いたものを刺身につけて食べると美味いよ。(水曜日追記)