◼️物理的な扉。それは漂着教室の扉。それは訪問先の子の家についてチャイムを押して内側からしか開かない扉
◼️心理的な扉。それを無理矢理壊そうとしてくる人。いつも扉越しに話しかけてくる人。そのくせその扉を壊してこようとはしない人。扉の向こうにいつもいる人。扉
◼️漂流教室の私はどれだろう。私は無理矢理その扉を壊しにかかろうとしている人間になってはいないだろか。いつもいつも、自分は安全地帯にいてそこからしか話をしない大人になってはいないだろうか。私は開けたのに貴方は開けてくれない、と思う様な人になってはいないだろうか。扉