漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

秘密基地

■訪問先の子が秘密基地をつくりたいというので一緒に作成。カラーボックスやら毛布やらを組み合わせて、そこそこ気に入ったものができたよう。基地に隠れて姿の見えない相手と話して帰ってきた。

■俺も子供のころ秘密基地をよくつくった。家のなかに、外に、通学路の近くに、山のなかに。以前、山田とラジオに出た建築家の方は「建築的には空間を分けるのは屋根」と話していた。確かに、屋外に秘密基地をつくった際は屋根に苦労した記憶がある。その点、冬の基地づくりは楽だった。雪山に横穴を掘ればいい。我が家のちびっ子は、いま、マットレスで「家」をつくるのにはまっている。

■漂着教室をもっと基地っぽくしたい気持ちもなくはない。でも、フリースペースは誰もが知っていて来られるところだから「秘密」に向かない。もうすこし広い部屋がほしいなあ。そこに狭いスペースをつくる。まゆ型のハンモックを吊るすのでもいい。引っ越ししたくなってきたということは年度末ということ。知らず知らず次年度の構想を考え出している。