■ひさしぶりに真っすぐ「学校を休ませるな」と述べた記事です。
「過去最多の不登校…『無理しないでずっと休んでいい』という言葉、良い訳ではない理由 手が届かぬ先生たち」なんて見出しになっていますが、違います。そんなふんわりしたものではない。だって、
「市や県の教育方針として、不登校になったらすぐにフリースクールに入れるなど民間をどんどん活用し、まずは長期の不登校をなくすべき」と、行政と民間で連携した早期対応の重要性を訴えた
ですから。それもどんなフリースクールでもいいわけじゃない。不登校の子は「心の傷や障害のある場合も多く、医療や福祉との連携も欠かせ」ず「運営には専門的な知識が必要」なため、「何人以上は中学の教員免許を持つように決めるなど、ある程度縛りを入れた認可フリースクール制度」の設立を訴えている。要は自分たちのような施設以外はフリースクールと呼ばせたくないってことでしょう。
■しかし、不登校になったらすぐ行かせる施設で、それが既存の学校と似た仕組みって、フリースクールなのかなあ。「フリー」ってなんだ。いっそ「二番校」と名乗った方が適当だと思うのだけど。学校に行かない子は二番校に収容する。そう言った方がすっきりする。
■まあ、フリースクールの資格化は数年前にこんなことを書いていて、予見できたことではある。やはり野良犬には厳しくなるのですな。