漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

そっくりハウス

■木村くんのオンラインオフィスにちょこっと遊びに行ってみた。別段なにをするわけでもない。俺自身はパソコンで事務作業をし、俺のアバターも画面の中でパソコンの前に座っている。あのパソコンにはアバターアバターが映っているのじゃないかなんて想像するのはちょっと楽しい。谷山浩子の「そっくりハウス」か。

■うちの二歳のちびっ子は最近おどけてみせる。楽しくってはしゃいでいるだけじゃなく、こっちの反応を見ている。俺の目に映る自分をどこまで想像しているのかわからないけど、もうひとりの自分のイメージはあると思う。

■あと、気になるのは動詞だな。「立つ」「座る」「歩く」「走る」「食べる」なんてのは理解しているだろうが、「歯を磨く」ではなく「磨く」単体では理解していないんじゃないか。「靴」「靴下」なしで「履く」とか。「上げる」はどうかな。「手」とセットじゃなくてもわかるだろうか。「入れる」は頻出なので、ぼんやりイメージはつかんでいるかもしれない。やっぱり自動詞がわかりやすいのかと思ったけど「食べる」は他動詞だっけ。いや、両方あるのか。

■なんの話だっけ。人は世界をどう見ているかってことに興味があるのよね、やっぱり。