漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

コロナ記録

■今日で9月も終わり。夏日続きで全然そんな感じはしないが、来週頭に雨が降ってからは涼しくなるようだ。

■9月26日から新型コロナの届け出方法が変わった。65歳以上や入院を必要とするケース以外は発生届は出さない。そのほかは年代別に人数だけ報告する。これでなにが変わるのか。北海道のサイトにはこうある

  • 陽性者の通し番号(道内~例目)、患者との接触、性別、現在の状態、現在の状況、発症日、陰性確認済み累計、濃厚接触者の有無、現在患者数、10万人当たりの療養者数、感染経路不明割合は、実数が把握できなくなったことから公表を取りやめます
  • 「居住地別」は「医療機関所在地別」に変更します
  • 1週間に1回、公表しております市町村ごとの7日間累計感染者数の数値は、発生届出のあった患者数となります

個人の捕捉をやめるわけだから動向は当然わからなくなる。早速、公共施設での名前と連絡先記入がなくなった。接触確認アプリ「COCOA」も停止するとニュースで見た。まあこいつはエラーばかりでほとんど機能していなかったようだし、そもそもつかっていないから、どうでもいいけども。

■27日、28日と前の週より1000人以上新規感染者が増えたが、29日、30日は逆に1000人減った。先週は祝日が二日あり病院が休みだったせいもあるのだろう。乱高下でトレンドがわからないが、さていま感染は増えているのか減っているのか。そしてこのあとどうなるのか。

■確かに面倒はすこし減った。社会が回る、というか、人は出回るようになるよね。感染者の行動把握はしないので、感染後、外に出るも出ないも個人任せ。体調管理や経過観測もそうなる。宿泊療養や食料手配を希望する際は自ら申請する。新たな感染対策をするわけじゃないから、そのうちまた次の波が来るだろう。これまで以上のウェーブになりそうな予感しかしないのだが。

■コロナ対策の総括っていつか行われるんだろうか。忘れてしまわないようにと、こうしてたまに記録している。「野放し」なやり方が広まるなか、入院患者の面会はやっぱり禁止だし、コロナで死んだ際は葬儀もせず直接火葬場行きだ。なんだかなあ。静かなデスゲームをしている気分だよ。