漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

居場所のこと

■11月開催の合同教研で行われるシンポジウムの準備で話し合いをしていて気づいた「居場所」の話し。「地域・家庭・学校の繋がりが希薄になって来た」と語られることの中身はなんだろうと投げかけたところ、例として運動会の競技について保護者と教師で毎年話し合って決めていたという話が出てきた。自分が子供の時に親がどうしていたかはわからないのだけど、そういうものが無くなったことを指しているらしい。

■そんな話しを聞いて、関係性を作るための時間が取れなくなっている代わりに空間を用意しようとして「居場所」に注目が集まっているのかもしれないと思った。そう考えると「居場所」の話しでハードウェアに注目することが少なく関係性を作ることが居場所に求められることがしっくりくる。

■てな話を近々することになっているので、最近色々と考えている次第。(水曜日)