漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

休まざるを得ないのでは

■ようやく子供の風邪もおさまって、明日から保育園へ行けそうだ。一週間ぶり。

■千葉県の熊谷知事が、保育園や幼稚園で濃厚接触者特定を廃止する通知を出した。園児が濃厚接触者として通園できなくなれば保護者が就労できない。この措置により「社会経済活動への影響を小さくできる」というのが知事の説明だ。

■今年の2月に子供の通う保育園でコロナ感染者が出た際、保育園自体は閉めず、濃厚接触者は7日間の自宅待機だった。感染は拡大し、園児、保育士あわせて40名程度のクラスターとなった(すでに保健所は医療施設と老人介護施設以外の介入を止めていたので認定はされていないが)。

■濃厚接触者の特定をしないとなれば、もっと感染は広がるだろう。保護者にもうつって、結局、仕事には出られない。「社会経済活動への影響」が小さくなるように思えない。まずは様子を見ていよう。札幌でもいつ措置が講じられるかわからない。

■家族で入院はできないし、小さい子がいてはホテル療養も難しい。やむなく自宅待機となる。今回、親はふたりとも元気だったからどうにかなったが、自分も罹患して倒れていたらと思うとクラクラする。社会経済活動への影響もいいけど、家庭生活への影響を小さくする方法を考えてもらえないかな(7/25夕)