漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

いつも通りの日常

■日常ってなんだろうと最近考えます。いつものように起きて、過ごして、寝るのが日常だとすれば、ほとんどの人が日々同じ日常を過ごしていることになる。じゃぁ私の日常って何だろう。学生の頃、遠足や学校祭等の学校行事がある日は私にとって日常ではなく特別な日だった。だとすれば、そういうイベントごとがない日が日常なんだろうか。

■日常って簡単に変化します。子が大きくなればそれに合わせ日常が変化します。親が年を取れば、やっぱりそれでも日常が変化する。自分の日常って意外と他人に影響を受けるものなのかもしれないとも思います。私は変わらない日常を求めているのだけど、私を取り巻く環境は日々変化していく。

■子どもは何もしなくたって変化するし、成長する。何もしなくたって人は平等に年は取る。そうして日々変化していく日常の中で、ここ数年私の日常に欠かせないものってなんだろうと考えると、その一つは漂流教室の訪問だったなと思いました。

漂流教室の訪問がその子の日常として受け入れられると同時に、私の中でも訪問が日常になっていたんだと育休を明て改めて気づかされました。訪問に行くことだけじゃなく、漂流教室のスタッフとしている事がやっぱり私の日常です。二度の育休を過ごし、復帰し、そうしてようやく私の日常が戻ってきてた今、少しほっとしています。

■ということで、育休明けから戻って来ました茂木です!初めての方もお久しぶりの方もこんにちは。これからまた、よろしくお願いします。