■超久しぶりに古文を教えることになった。教えることから長いこと離れていたことを実感した。文法や解釈については準備すれば伝えるべき知識は出てくるのだが、自信を持って伝えることが出来なくなっている。
■前は自分なりの一番理解しやすいであろう説明をすれば、後は学ぶ側次第という感覚があり、それが「自信ある態度」「先生っぽさ」になっていたと思う。でも、今回は教えながら自分を観察していてどうも上手くない。言い淀むし突っ込まれたり質問されたらどうしようという不安もある。
■まあでも、これが20年漂流教室をやってきた成果なのかもしれない。こと勉強という分野では大方の人より困り感が少なかった自分が、その感覚を持てたこと。加齢のせいとは思わんとこ。