漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

月日が過ぎてく

■自分が周りより年下であることはだんだん少なくなっていくんだよな。当然だけど。年上であることが増えていくと言うか。私は来月25歳になる。三十路への階段に踏み出すような感覚がある。学生の集まりなんかに顔を出せば、無論年上の人もいるが多くは自分より幾つか若く、なんとなく一目置かれてしまったりする。まあそうだよねとも、大した変わらないのにとも思う。たまに気遣いのつもりで「(年齢)あんまり気にしないで」などと言ってみるが、気にしているのは自分か。年長者であることを引き受けていくのを恐れているのかもしれない。「学生さんですか?」なんて聞かれることも減っていくのだろう。つい私も聞いてしまうが、学生か社会人かみたいな二択問題もやめたいなと思う。年を重ねるとこの辺は気にならなくなってくるのかしら。そんなことないか。なさそうだな。あまり関係ないけど、最近誰かと「いくつになっても人間関係のいざこざからは逃れられないのかね」なんて話をしていたな。

■東京の国立新美術館で5月10日まで開催予定だった佐藤可士和展が緊急事態宣言によって中止になってしまった。見に行きたかったな。でも、やってたとしてもお金ないから行ってないかも。

■仮にいつかコロナが収束したとしても、その間に受け入れざるを得なかった諦めや諸々喪失した感覚などはずっと尾を引くのだろうな。

■一方で8月にある好きなバンドのライブチケットの抽選に申し込んでみたら当たってしまった。ネクライトーキーというバンド。あれ、お金ないんじゃなかったか。8月ね、どうなっているかな。

■数ヶ月持っていた仕事をようやく終えられた。本来は2月に納品する予定だったのに5月になってしまった。面目ない。もうちょっと上手いこと出来たらな。

■何かにつけては話を不登校に例えようとするところがある。自ら経験のあるものは例えやすいし別に悪いこととは思わないが不登校に捉われている感覚も拭えない。

■暖かくなってきたおかげか少し調子が上がってきた。部屋を片付け床が広くなった。チラシや段ボールを縛った。コンロを掃除した。物も少し減らしたい。そして片付いた部屋を維持したい。(スタッフ木村)