■子供の頃から言葉は面白いと思っていた。幼稚園の頃にはみんながホールで遊んでいる時も絵本を読んで「オーストラリアにはディンゴといういぬがいるんだ」と知ってうきうきしていたし、小学校上がるあたりからは町の看板に書かれている漢字を片っ端から読んだりしていた。本が読めるようになってからは、井上ひさしや筒井康隆みたいに言葉で遊ぶ作家が好きだった。タイトルはTwitterで結構前から見かけている面白い言葉。これを見て、みなさんどんな猫を思いますか。とてもたくさんの解釈が出来る。
赤いのは…頭?魚?猫?
食べているのは…猫?頭?
■言葉の面白いところは、まずこんな風に一人一人には違う解釈が許されてるところ。更に、対話の時にはそれをすり合わせて共通の認識に至ることができるのも面白い。しかし、世の中にあふれる言葉は結構一つの解釈に持っていこうとしたり、逆にあやふやな解釈のまま話を進めようとしたり。こないだ話したけれど「フリースクール」とか「オルタナティブスクール」を語る時も、その一つよね。(水曜日)