■6月になりました。緊急事態宣言が解除になり、学校も始まりましたが、漂流教室の活動はこれまでと大きな変化はありません。
- ふだんの生活でのうがい、手洗い励行
- フリースペースにマスク、消毒液の設置
- 体温チェックなど毎日の体調管理
- 調子が悪いときは無理せず休む
■その上で、個々のケースについては都度ご家庭、ボランティアスタッフと連絡を取りながら続けていきます。フリースペースに設置するマスクと消毒液については札幌市より寄贈がありました。ほかにも感染防止を対象とした補助金を申請しています。
■行政は「新北海道スタイル」と銘打ったライフスタイル提唱しています。感染防止に異論はないのですが、ここには個人の思いに耳を傾ける姿勢や、ウイルスについて学ぶ視点は見えません。そして漂流教室が大事にしたいのは、むしろそれらです。
■ほとんどの人が経験したことのない状況を、利用者ともに揺れながら、不安を感じつつも日々の暮らしに楽しみを見つけ過ごす。要はいつも通りということです。変わらない漂流教室をよろしくお願いいたします。