漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

4月の漂着教室

■長い3月が終わろうとしています。北海道の「緊急事態宣言」は終了したようですが、あいかわらず外出自粛の呼びかけは続いており、公共施設も31日まで休館です。漂流教室はみなさんのご理解のもと通常の活動を続け、問題なく今年度を終えられそうです。先日は体育館を開放、子どもたちがひさしぶりに身体を動かして楽しんでいました。

■ですが、諸外国の様子を見ても感染の危険が去ったわけではなく、まだまだ注意が必要な時期は続きそうです。つきましては漂流教室の運営について、厚生労働省通知「ひとり親家庭及び生活困窮者世帯に対する学習支援事業の実施における新型コロナウイルス感染症への対応について」にもとづき方針を決めました(以下、主なものを記載)

  • 訪問、フリースペースとも通常の活動を継続する
  • 訪問はあらためて個別に利用確認
  • スタッフは毎日熱をはかり体調のチェック
  • 不調を感じたら休む
  • ボランティアスタッフに再度無理しないよう伝える
  • 利用者へも不調を感じたら無理せず休むよう伝える
  • フリースペースに消毒液、マスクを設置
  • ふだんの生活での手洗い、うがいの推奨

■4月になって人の動きが活発になることにより、ふたたび感染が広がるかもしれません。一方で、気持ちが落ち着かなくなる子どもの増える時期でもあり、訪問、フリースペースとも休みにせず、できるだけ通常の活動を続けたいと考えております。引き続きみなさまのご理解、ご協力をお願い申し上げます。また、家庭内や移動の際の感染防止もあわせてお願い申し上げます。

■今後も情報を注視し、適切な対応を心がけます。状況が変わりましたら、その都度お知らせいたします。気になることなどがあればいつでもご連絡ください。