■新規の賛助会員が20名を超えた。うれしいな。しかし目標はまだまだ先。あと180名をあつめるのだー。昨日、フリースペース無料化の件で、北海道新聞発行の情報誌「さっぽろ10区(トーク)」の取材があったらしい。掲載されるかはまだわからないらしいが、載るといいなー。
■しかし暑いよ。というか蒸すよ。呼吸しづらい。ビール飲みたい。
■という日誌を書いているのは朝。夜は宴会で書くヒマがないと踏んだ。夕方から雨模様らしいが、花火大会はあるのかないのか?
■今月初め、「フリースクールでの性被害、和解」というニュースが流れた。10代のころ利用していたフリースクールで何度も性被害を受けたと、30代の女性がそのフリースクールを提訴。今月になって和解したという。
■当該フリースクールからはなんのメッセージも出ていない。「話せない」事情があるとも聞いたが、はっきりしたことはわからない。
■もっとも和解した案件に部外者の俺がどうこういう資格はない。同業者として、被害者に配慮しつつ話せることは話してほしいが、それも無理なら仕方ない。せめて再発防止の取り組みだけでも発信してもらいたいと思うけれど、それだってその団体の勝手。世間の不興を買って潰れるかもしれないが、それも含めて勝手だ。
■だがネットワークは別だろう。そのフリースクールはフリースクールの全国ネットワークに加盟している。ネットワークとして、「子供の居場所」で起きた権利侵害をどうするか、事件に触れずに発信することは可能だし、すべきだろう。執行部に確認したところ、現在検討中で近いうちに発表できるようにするとのことで、ひとつ安心した。
■北海道のフリースクールネットワークには第一報として情報を流し、来月のスタッフ研修で話し合う時間を取ろうと呼びかけた。やや反応が鈍いのが気にかかる。あとは個々の団体。これはできることは多い。漂流教室としてはとりあえず、ボランティアも含め情報を共有。
- 子供と大人の関係の非対称性に意識的になること
- 対応に不安が生じたら抱え込まずスタッフに相談すること
を伝え、CAP(Child Assault Prevention)のスタッフに、支援者による加害と権利救済の学習会ができないか打診。現在、内容を打ち合わせている。他団体との共催も考えたが、時間がかかりそうなので、単独で行うことにした。権利救済機関については行政も入ってもらいたいので、来週会って話をする(川西市に行って子どもオンブズパーソンの話を聞いてきたい)。
■さらに、ボランティアスタッフが被害者になるというケースも考えられる。正スタッフに相談してもらいたいと思うが、正スタッフから被害を受けたということだってあるだろう。ボランティア先での権利侵害について、たとえば大学に救済センターのようなものがあるのか。大学生以外はどうすればいいのか。弁護士への相談も含め、なにか情報があれば教えてほしい。相談機関がないならつくりたい。
■17年もやってきて、いまさらのんびりしたことを言ってんなと思うけれど、せめて気づいたときにやらないとね。それに、それぞれが自分たちの取り組みを表に出すことで、できあがるものもあると思うから。じりじりしながら全国ネットの発表を待つ間に、進められるものは進める。