漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

続・オトナの一休さんがおもしろい

■たぶん、まえーの日誌に「オトナの一休さん」がおもしろいという事を書いた記憶があります。あの時はたしかもう最終回の一つ前の回の時だったのですが、なんとまた火曜の4時?くらいにNHKでまたやっておりますよ。再放送万歳。

■話はガラッと変わってふと思った事。人間ってどのタイミングで自分の行いを振り返るのだろう。学校を卒業とか、役職の異動などなど「思い出を振り返る」瞬間は多々あるとは思うが、自分が「こんなことをした。あんなことをした。」というような「己の行い」をはっきりと真正面から振り返ることってそんなにないんではなかろうか。それ以前に、真正面から己の行いと向き合う勇気が人間に備わっているのだろうか。そんな人間がいたら正直ちょっと怖いかも。

■その勇気がないから全然関係ない他人や、あるいは後世の人間のほうが物事をより広い視野で見れるから歴史学という学問があるのだな。だがどうもその学問を「武器」に改造して他人を侵略してしまう人もいるのだから厄介だなぁ。過去の人の行いはその人の物であって、さも自分が見てきたかの様に語ってしまうのは、やはり慎重に扱わなければならない学問でもあるものであります。

■私は過去の記憶はほとんど忘れる振りをしています。ある人に言わせれば「それはパンドラの箱だから。」という事。さすがわかっていらっしゃいます。今日の一曲、エレファントカシマシで「さらば青春」。「君は遠い遠い思い出の中」


さらば青春 エレファントカシマシ