漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

不登校手当みたいな

■ソウアライブで作った切り干し大根の煮物がとても美味しくできたよ。でも、その日のお弁当が野菜ばかりだったので、動物性たんぱく質が欲しくなったよ。

■韓国からこんな面白いニュースが。

学校に通わない生徒に手当2万円 ソウル市「非行防ぐ」
韓国のソウル市教育庁は、学校に通わない9〜18歳の青少年に、毎月20万ウォン(約2万円)の「教育基本手当」を支給する事業を2019年度から、試験的に始める。同市は全公立小中学校に給食を無償で提供し、就職難の若者への支援事業も行っている。

 同庁の17日の発表によれば、教育基本手当は教材や図書、食費、交通費などの支援を想定。200人に支給し、最終的に1万〜1万2千人まで対象者を広げ、年間250億ウォン(約25億円)規模の事業になる。支給目的は、「学校の外にいる青少年が非行や社会的弱者に転落することを防ぐ」としている。青少年の支援事業を担当する韓国女性家族省担当者は「発表で知った話で驚いた。どんな効果があるのか、ソウル市と協議したい」と語った。

 ソウル市は11年から学校給食の無償化を始め、現在は全ての公立小中学校で実施している。来年からは高校と私立小学校の一部でも無償給食を試験的に始める。16年からは就職難の19〜29歳の若者に1人あたり最大300万ウォン(約30万円)を支給する事業も始めた。今年は9月末までに約7300人が受給した。

 ソウルのこうした事業をめぐっては「福祉の充実」という評価の一方、「ポピュリズム」という否定的な見方など賛否両論が飛び交ってきた。与党関係者の一人はソウル市の事業について、「弱者の救済という理念は賛成できるが、金銭以外での支援も検討する必要があるのではないか」と語った。(ソウル=牧野愛博)

■多分、韓国でも相当論議を呼ぶ施策だから突然の発表にしたのだろうけれど、他の貧困対策などとの絡みはどうなってるのだろう。そして、考えているように使われるのか。始まった後の様子を知りたいなあ。