■この夏一番の暑さかな。でも、空は思いっきり秋のうろこ雲で、なんだかちぐはぐな印象を受ける。
■今日、明日と北海道フリースクール等ネットワークのスタッフ研修会。今日はそれぞれの団体の近況報告のあと、最近、NPO業界ではなにかと話題の「評価」について議論した。
■教育機会確保法の基本指針では民間団体の相互評価を勧めている。だが、そう言われてもどこからどう手をつけたものかよくわからない。それで、全国のフリースクールネットではまず自己評価を研究することにした。今年の3月に報告書が出て、自己評価シート案も掲載されているが、さて、では誰になんの評価を求めるのか。
■NPOの本義でいえば、一般市民の賛同を得るのが第一で、自己評価シートはそのためのひとつのツールに過ぎない。だが、行政の評価をもらおうということになると、自然、向こうが望む形に沿うようになる。それは本末転倒だろう。評価はどんどんされていい。そのための情報発信を惜しんではいけない。ズレちゃいけないのは「市民の賛同」の部分だ。そういう結論となった。
■では、フリースクールが市民の賛同を得るためいかにすべきか。さてもそこが難しい。思案投げ首しているうちに時間が来た。明日は教育機会確保法、それに行政との「連携」について。