漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

あしたのために

■高橋くんは頭痛だそうだが俺は腹痛。胃酸が暴れまくってる感じです。穏やか柔らかな食生活を心がけよう。

■そして一昨日の茂木さんの日誌につけたコメントの元ネタはこれです。

「あらこんなところに牛肉が」じゃねえよ、冷蔵庫の牛肉は忘れないだろと当時ずいぶん話題になったけど、ひさしぶりに見ると味わい深いな。

■ところで明日のためのちょっとした準備って大事だと思うのです。最近、「維持」ということに興味があるんだけど、出したものをしまうとか、使った分を補充するとか、そういう元に戻すだけでは維持にはならないんだよね。そうではなく少し足す。これで状態が維持される。プラマイゼロは問題ないように見えて少し劣化しているのです。ということを、まだ感覚的にしか説明できない。

■おそらく日常の大部分は「維持」にエネルギーを費やしていて、ときどきそれが困難になる。不登校だって、学校生活の維持が難しくてなるんでしょう。そういや前にもこんなことを書いていた。

学校生活とは毎日の膨大な積み重ねで、一度そこから外れると、戻るのは容易ではない。中にいる人には「日常」でも、外からは決してそうではない。(〜中略〜)ついつい自分の「日常」は他人にもそうだと思いがちなんだよね。学校生活に限らないか。普段の暮らしのどこを切り取っても、一度外れたら戻るのは難しい。毎日変わらないようで実は常に動き、積み上げていってるんだよな。
「日常」の勘違い:http://d.hatena.ne.jp/hyouryu/20160617/p1

■はっ。これが「あしたのために」ってやつか。ひじを左わきの下からはなさぬ心がまえで、やや内角をねらいえぐりこむように打つべし。打つべし。打つべし。