漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

東京行き

■夕方から東京。子どもの貧困対策センターあすのばの全国集会に出席のため。北海道から総勢10名程の若者が行っていた。アドバイザー同士の話は無かったが、ある程度事務局の方々と話ができたので良し。

■昨年の熊本地震後、益城町で被災した子供たちの学習支援をしている知り合いが、そこの高校生を引率して吉本を見に来ているというので、スタッフの木村くんと三人で夜に飲み。木村くんが夏の全国の集いで出会った九州の高校生が、ここに絡んでいたという縁があり。

■なんでも、その高校生は元不登校生徒として中学校の校内研修で話をしてワークショップまでしたという。先生方の反応はとげとげしいものもあったようだが、校長先生らがフォローしてくれたらしい。これはすごい取り組みで、全国でやってるところは聞いたことがない。学校との信頼が出来て協働体制があることが前提だが、やれないものか。札幌市の出前講座で不登校支援について教育委員会に語ってもらう講座があるんだから、その逆をやってもいいよね。教育委員会不登校児童生徒が支援の在り方を語る講座をする。問題行動とみなさず、支援をするということは当事者主体が基本になるんだから。

■ところで翌日東京からの帰りに、飛行機の時間を勘違いして乗れなくなるというポカをしちゃいました。突然の出費…は痛い。(火曜日)