漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

人は語りたい時がある

■訪問先で、ようやくDSを再入手した話をしたら、その子が持っているゲームソフトや攻略本を持って来て「このゲームはここが面白い」「だけどこのキャラクターは出てこない」「でもこんなシステムがあってこんな事ができる」と、一つ一つそのゲームの良さや欠点について教えてくれました。
■また別の訪問先で、映画の話をしていた時、「私もその映画観た!」と言っても、「こんな内容で、こんな事が起こって」とストーリーを最初から最後まで語り、「あのキャラがこんな事してね!」と、たまに台詞だったり動作を真似しながら喋る訪問先の子を見て、人は語りたい時があるある、と思いました。
■人は語りたい時がある。その人が興味なくてもあっても知っていても知らなくても語りたい時がある。聞いて欲しい時がある。
■1から100まで語りたいほど好きな物もあるし、うんうんと聞いて欲しいだけの時もある。これか。これが題名のない発表会なんだと、改めて気づきました。
■去年は夏に暗闇の中の題名の発表会をやったっきりでした。今年はいつやろうかな。2月はもう終わってしまうし、3月は他のフリースクール見学と率業式というイベントが2つある。じゃぁ4月かな。でもみんな忙しいかな。
■という他人の事情は一切無視してやるのが題名のない発表会。語りたい時に語るのです。また合同イベントでやってもいいよね。手始めに新しい部活でもつくりますか。飼育部とかどう?