漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

夏休み

■暑い…。今日は朝のニュースで熱中症に注意と出ていました。皆さんお気をつけて。まめに水分補給を。

■風邪はすっかりよくなりました。と言いたいところですが、まだ若干の咳が残ってます。でもきっと今週中には完全に治ることでしょう。

■訪問先の子も、漂着に来ている子もスタッフもみんな夏休みに入ったようで、いつも通りゲームをしたり勉強をしたりしているだけなのに、どこか楽しそうというか、いつもと違う雰囲気を感じました。これぞ夏休みの力。

■そして今日は余市の訪問の日です。こちらも、通信制高校の課題が夏休みのため少なく(提出期限がいつもより長い)なっているので、いつものように二時間びっちり学習に充てることもないでしょう。

■私が小学生のころは、夏休みがあまり好きではありませんでした。いや、好きじゃなかったわけじゃないと思います。夏休みのコナン君スペシャルとか(再放送のアニメ)、昼間から近所の公園で友達と遊んだりだとか、家族で利尻に行ったりしたのは楽しかったです。それじゃあ何が好きじゃなかったのかというと、夏休みの学習でした。

■親が日中仕事で家にいなかったので、その間に勉強をしなければいけなかったのです。(あくまでするのは「勉強」であって、夏休みの宿題が終わっていても、何か勉強をしなくちゃいけなかった)そして、親が帰ってきたら丸付けをしてもらいつつ、本当にやったのかチェックされる。これが一番嫌でした。今思い出しても気分が暗くなる。

■ちゃんと一時間でも三十分でも勉強をしていればよかったんですが。如何せん遊びたい盛りだったので、やったふりをしたり適当に解答用紙を埋めたり前にやったところを「今日はここをやった」と言って親に見せたりと小細工をしていたものだから、日に日に厳しくなる親のチェックと、だんだん遠のく遊ぶ時間。

■という自分の小学生時代の夏休みの様子を思い出しつつ、夏休み中の小学生の勉強のお手伝いをしたり、一緒にゲームをして遊んだりしていた昨日でした。