漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

ゆっくり食べなさい

■晴れ。とても暖かい。いいことです。通信を作ってから、今後の打ち合わせ。漂着教室の模様替えに着手します。3/9予定。

■その後訪問とケース会議。訪問先では、マリオパーティをやったよ。初めてやってトップを取ったのはうれしい。

■ケース会議の後に、相談室の人からメンタルフレンドは大人にもできないか尋ねられた。メンタルフレンドが生まれ発展してきた経緯からすると、子供・若者までが対象のように思えるが、仕組みとしては「自分より少し年上の同性の人が、週に一回一時間程度訪問する」で、後は、指示的・指導的にならないように気をつけていればよい。ちょうど、近所のおばさんと母が毎週一回家で話をしていたような関係ができればよいので、何歳の人相手でも可能だと思うと話した。地域でそういうボランティアを募って育成するのはどうだろうか。

■ケース会議後、先月福島に行って始めた事業の面談をスカイプにて。これもちょっとメンタルフレンドっぽい。



■日曜日の話。朝からスタッフと共に岩内へ子ども健全育成支援事業の訪問に行った。五人姉妹の上から三人に学習支援するのも、これで三回目。今回は呼び鈴を押したら、ばたばたっと戸を開けてくれた。なんだか、嬉しい。

■これまでのやりとりで、計算の基礎を固めることが課題だったので、トランプでブラックジャックをして足し算の練習を楽しみながらすることをスタートにしてみた。その後、購入した問題集とネットの教材を使って、三人それぞれにトレーニングをした。

■市販されている教材というのはよくできているものだな、と感心する。いい教材は、躓きやすい繰り上がり・繰り下がり、ひっ算の位取りを注意せねばならない問題ごとに分けていてくれる。利用者の解き方を見て、筆が止まるところで考えていることを確認してやり方を教えた後に、すぐ練習問題として提示できるのはありがたい。

■終了後、スタッフを送迎して、先週来なぜか食べたかった「油そば」を食した。少ししょっぱいが、美味かった。食べ終わったら、10分もかかってないことに気づき残念な気分になる。美味しいんだから、もっとゆっくり食べなさい、おれよ。