■フリースクール全国ネットワークの総会に出ようと東京シューレ王子に着いたら、今年のフリースクール職員養成講座について話し合いをしていた。毎年、日本フリースクール大会(JDEC)と一緒にやるのだが、今年は例年通りの場所を確保できず九月に行うのだという。それをオブザーバーとしてなんとなく横から見てから、総会に参加。北海道からは漂流教室のみが出席したので、地域代表という感じになった。
■昨年度の報告の中では、会計で特別損失が出た件について説明があった。昨年は子ども夢基金を全国の加盟フリースクールに分配する形で、各地のフリースクールフェスティバルを開催したのだが、実はそのような使い方はだめで、事業報告をやり直して会計を再度精査、返金することになったとのこと。ということで、今年度のフリースクールフェスティバルは、各地域独自で金策して行わなければならない。助成金を取るようにしているのかしらん。
■今年度の事業計画に対しては、北海道からの意見として、日本フリースクール大会(JDEC)の分科会やイベントについて決めていく時に、地方のフリースクールも入れて決めていくようにしてほしいと希望を出した。これは、各地の若手スタッフの交流を図るという意図もあるんだよな。しかし、これを話した時に自分が若手扱いだったのはちょっと驚いた。2000年前後から始めた人は、もう大体40歳過ぎているんだから、若手じゃないよ。アイデアと人を繋ぐことをして、若い人たちが動くことのできる下地を作ることが仕事になると思う。
■また、漂流教室としては、フリースクールスタッフ養成講座からのインターンシップのあり方について、より情報を欲しいという要望を出した。どういう意識でフリースクールに関わろうとしているのか、前提が分からない状態でインターンシップを受けるのは互いのためにならない。前もって、面談できるくらいにはしてもらいたい。
■終了後、理事の人たちと交流会。居酒屋のメニューを頼むのが、タブレット端末みたいになっていて、時代は変わっているなと思ったよ。