漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

FSネット教育フォーラム

第3回教育フォーラム:教育・学校のシステムはどうかわるべきか〜不登校の子ども、学校になじめないと悩む子どもの父母たちの声に耳を


日時:2月7日(土)13:30〜16:30    
場所:札幌エルプラザ4F大研修室(札幌駅直結)
費用:500円
主催:北海道フリースクール等ネットワーク


コーディネーター:安宍一夫氏(北海道新聞編集委員
コメンテーター:野村俊幸氏(函館アカシヤ会事務局代表)
発題者:フリースクール利用の子供の保護者3人


文科省が発表した2007年の不登校生はこれまでの最高の率、中学生は34人に1人の割合です。またいわゆる発達障害をもつ子どもたちの教育もこの数年「特別支援教育」の課題として強調されています。
これらの課題を長年担い、子どもたちの成長を援助し、貴重な居場所を提供してきたのは、フリースクール(訪問型、またフリースペースも含め)でした。
子どもの育ち方や学び方は時代の流れの中で非常に多様になってきているのです。私たちはこういう新しい事態に対応する教育・学校のあり方を再検討することが必要なのではないかと考えます。
今回の企画は、実際に不登校その他の事情で学校になじめずフリースクールに子どもを通わせている母親たちの声に教育の関係者がしっかりと耳を傾けて欲しい、そして「子どもの権利条例」(児童の権利条約)がいう「子どもにとって最善の利益」を考えるきっかけにしたいと計画しました。

■当事者の思いというものをちゃんと発信しましょう、という趣旨で企画された今回のフォーラム。たくさんの参加をお待ちしています。