漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

研究会

不登校等に関する実践の交流・検討会その二

■金曜日の日誌の続き。亀貝さんの話の後、会はフリートークで進んでいき、一つのテーマについて深く話しができたということはなかった。とっておいたメモから話されたことを書いてみる。■私立中学校教師からは、前回書いた中学校のような体制は校内には無い…

不登校等に関する実践の交流・検討会

■札幌自由が丘学園主催で行われたこの交流会は、同学園が昨年来文科省より委託を受けて進めている不登校に関する研究の中で生まれた疑問がきっかけだ。テーマになったのは、1、不登校の要因や「不登校の解決」をどのように考えるか 2、「子どもが元気にな…

全障研北海道支部第28回夏期学習会その2

■去年7月末の道民教の隣でやっていたのが全障研だった。あの時は機会があったらそのうち関わることになるんだろうなぁ、程度の認識だったが、一年後には出席しているのだった。ぼくが出席したのは特別分科会1「初めて障害児支援に携わるあなたへ」。運営担…

全障研北海道支部第28回夏期学習会

■全障研に出るのは今回が初めて。札学に入るのも初めて。講義室が狭い。第3分科会「ADHD・高機能自閉症等の軽度発達障害・強度行動障害の理解と支援」に参加。共同研究者は、二通・長沼コンビと勤医協菊水こども診療所の福山桂子氏。参加者およそ60名。部屋…

フォーラムにいってきました〜

■発達障害支援フォーラムに出席。道内の発達障害の子を持つ親の会5つが協力して開催したものだ。フォーラムなので、基本的に報告・講演を聞いているものだったが、内容はよかった。■基調報告はノンフィクションライターの品川裕香氏。平成19年4月までに…

2005年合同教研全道集会

■対面にいた高校の先生の表情が曇っていたのでもしやと思っていたら、やっぱりそうだった。意見を求められたその先生はこう言った。「自分たちのやっていることは無駄なのかな、と思わされます」。■2日目に発表されたレポート3本は、「漂流教室」も含めどれ…

合同教研二日目

■合同教研二日目。ぼくは「子ども・青年の発達と教育」という分科会に初めて出席していた。この分科会では、・子供が抱えているストレスの大きさ(キレる子供・家庭での親子関係のあり方)・教師集団における子供の共通理解に対する質の高め方・地域の発達援…

2004合同教研全道集会その2

■「漂流教室」の活動は、レポートを見た田中敦さん曰く「ソーシャルワークの側面が強い」んだそうですよ。高校中退・不登校分科会2日目のレポートは、「漂流教室」以外にフリースクールから2本、高校教員から1本。彼は去年の合同教研で「情緒に流されずに…

2004合同教研全道集会

■分科会「障害児・障害者の教育と福祉」に出席したのは、軽度発達障害と特別支援教育についての分散会があったからだ。漂流教室にもこうした子供たちは多い。養護学校・高等護学校の先生たちから対応についてのヒントが得られると思っていた。■しかし、二日…

2004合同教研全道集会

■自己紹介の後レポート発表3本。小学校教員のものが1本、中学教員が2本。参加教員は相変わらず地方からばかりで、札幌市内は一人もいない。札幌市教委が参加を止めてるのでは、と疑りたくなるくらいだ。ここに出なくても構わないほど札幌市の研修事情が進…

平成16年度第2回研究成果交流会

■基調講演は北海道教育大学札幌分校の扇子先生のお話だった。この人は以前FSネットでも講演者として依頼したことがある人だ。家裁の調査官から始めてスクールカウンセラーになったという。■さて、基調講演の内容は現在の不登校の姿が悩んだ末の不登校という…

平成16年度第2回研究成果交流会

■ということで、場所を間違えて散々だったこの会議。基調講演には間に合わず、途中からの入場となったので、その分は山田に譲るとして、研究発表について。北海道立教育研究所プロジェクト研究E「不登校児童生徒の支援に関する研究〜地域SSCを中核とした…