漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

フォーラム

札幌市自閉症・発達障がい支援センターおがる主催実践報告会その一

■去年の模様はこちら。 http://d.hatena.ne.jp/hyouryu/20080527/p2 http://d.hatena.ne.jp/hyouryu/20080529/p2■今年の副題は「発達障がいの方への支援を考える…それぞれの力を寄せ合って…」司会は去年に続き、おがるの副所長である加藤さん。発表者は 児童…

FSネットフォーラム「教育・学校のシステムはどうかわるべきか」

■今年で三回目の北海道フリースクール等ネット主催のフォーラム。今回は漂流教室、札幌自由が丘学園、フリースクールそらの三施設に子供が在籍している保護者の話しを聞き、シンポジウム形式で行われた。■三人の話しに共通している事が数点あった。まず、学…

不登校児童生徒支援連絡協議会

■道教委主催の不登校児童生徒支援連絡協議会に出席した。各支庁から、小中高の教師、適応指導教室の指導員(そういう名称なんだな)ら60名が集まった。■先ず、アドバイザーである道教大教授、庄井先生のまとめを書いておく。会議を通じて、不登校の捉え方の…

JDECまとめ その3

■思えば、漂流教室はフリースクールじゃないのかも、なんてずっと前から言ってたことなのだった。忘れてた。北海道フリースクール等ネットワークの「等」の部分だと日誌にも何度か書いたよ。さて、それはそれとして。■JDEC最初のプログラムはパネルディスカ…

JDECまとめ その二

■分科会について。山田が「ホームエデュケーション」と「さまざまな子どもの受け入れ」、相馬が「フリースクールの多様な教育」と「フリースクールの運営と財政」に出席。今回は山田の出た部分について。■ホームエデュケーションは漂流教室のやっている訪問…

JDECまとめ その1

■JDECについて先ずは総論から。今回の大会は大きく2つの意味があった。ひとつは、北は北海道から南は九州まで、日本各地のフリースクール関係者200名以上が一堂に会したこと。大会の模様がニュース番組でも何度も放送されたという。集まった人数と無関係では…

いじめ問題について考えるつどい

■10/11(土)、江別登校拒否と教育を考える会「もぐらの会」主催、「内田良子さんといじめ問題について考えるつどい」に行ってきた。北広島で昨年、学校と北広島市教委の不手際から、いじめを受けた子が不登校になり、いじめを担任に訴えた子が転校をよぎな…

札幌市自閉症・発達障害支援センターおがる主催 実践報告会その二

■星の子幼稚園の発表は漂流教室と似たところがあった。発達障害について、仕事を始めてから初めて知ったという点だ。そのために発表者は様々な資料を勉強したり、研修に出かけたりしていた。そして、おがるの支援を受けながら活動している。休み毎にリセット…

札幌市自閉症・発達障害支援センターおがる主催 実践報告会

■副題は「〜発達障害児・者支援を考える…次のライフステージを見据えて〜」。報告は青年・成人期/学齢期/幼児期の三期に分けて実践をしている団体が発表を行い、最後にシンポジウムをした。司会はいつもお世話になっているおがるの加藤さん。発表団体は 札…

フリースクールからの提言〜不登校・発達障害をもつ子どもたちも大事にされる教育へ

■昨年秋口から準備をしていたためか、今までの集いとは比べものにならないほどの聴衆がやってきた今回のフォーラムであった。参加人数は100名超。アンケートにどこで知ったのかを書く欄が無かったのが残念。パネリストである野村さんの熱心な広報と親の会…

「フリースクールからの提案」

■いい加減自由が丘のシンポについて書こう。■今月初め、北海道新聞の連載記事でシンポジウムの模様が取り上げられた。 札幌自由が丘学園の亀貝一義代表は不登校を「マイノリティー(少数者)」と定義し「マイノリティーを排除する社会は住みにくい。不登校に…

子どもの権利シンポ

■12/9の日誌の続き。6人の中高生をパネリストに迎え、「札幌市子どもの権利条例」について語ってもらうという体裁。先ず「学校給食」というテーマで議論がスタートした。「給食を残すのはワガママか否か」。聞いてて唖然とした。そのテーマからどういう話を…