フォーラム
■お日柄も良く、フォーラム日和。かねてより勉強会仲間で準備していた不登校フォーラム「不登校、みんなどうしてる?」に手伝いを兼ねて出席。遅くなったが、その報告を。■保護者・フリースクール・研究者という取り合わせで話しを聞き、その後質疑応答をし…
■一条校以外の教育機関も「学校」と認められ、いろいろな教育手法や学び方を選べるのは、大筋では賛成だ。古山さんの本によれば、学校設立の自由がある国でもそれら「一風変わった学校」へ通うのは全体の一割程度で、噂されるような「公教育の崩壊」はおそら…
■「多様な学び実践研究フォーラム」は、さまざまな教育機関や教育手法のブラッシュアップセミナーだった。あれは名前が間違っている。「多様な学び実践研究フォーラム」ではなく「多様な教育実践研究フォーラム」が正しい。■サドベリーやシュタイナーなど、…
■今回のJDECも教育機会確保法案がメインテーマだったが、2月のときのような切羽詰まった感じは受けなかった。理由はわからない。ただ、折衝に当たっている中心メンバーはなんらかの実感があるのかもしれない。議員や役人とのつながりや、法案を活かす知恵な…
■この企画のために北星余市に関する出版物や投稿をたくさん読んだ。生徒の声に共通しているのが「北星余市にはいろいろな人がいる」「ここに来て自分は変わった」「先生が真剣に向き合ってくれる」の三点。誰の話でも必ずこの言葉が出てくる。■教育学者の大…
■この協議会に出るのは5年ぶりか。全道から適応指導教室の指導員や青少年自然の家の職員、教員、教育委員会職員など100名余が集まった。昨年度の不登校の人数と原因分析、スクールソーシャルワーカーの講演、実践発表(どろんこクラブの金城さんも発表)、グ…
■前回の続き。研究者のひとり、富山大の高山さんは教育基本法第五条の2を引き、普通教育には、個人の能力を培うこと、社会の形成者を育てること、のふたつの目的があると解説する。 2 義務教育として行われる普通教育は、各個人の有する能力を伸ばしつつ社…
■色々なフリースクールと交流して、自分たちの活動を捉えなおしたり、ヒントをもらう機会であるこの大会だが、今回は参加人数が少なかったように思う。時期や費用がネックなのもあるけれど、もしかしてこれまでで一区切りついているのかもしれないと思うシー…
■通信に載せたものにやや加筆。二日目午前は「フリースクールにおける『普通教育』」分科会に出た。実践発表がふたつに研究者からの発表がふたつ。三重シューレの石山さんは教師だった経験を交えながら、理想の教育を目指してフリースクールを立ち上げた経緯…
■6/15(土)、教育フォーラム「学校に行かなくなった子どもの育ちの場を考える」にパネリストとして参加してきた。主催は恵庭未来の会と恵庭市教育委員会。恵庭市には提案型協働事業という仕組みがあり、市民から企画を募集して共同開催している。不登校につ…
■二日目午前中は「子どもの多様な学びの機会を保障する法律」検討の分科会に参加。「オルタナティブ教育法」から名前を変え、中身も変わった。フリースクール支援の側面が強かったのが、法案からフリースクールの文字が消えた。不登校の文字も消えた。大方、…
■初日、基調講演あとのシンポジウムについて。演題は「子どもが語るいじめ」。シンポジストは東京シューレの利用者4人。司会はやはりシューレの奥地さん。■ちょっと企画が荒かったという印象。シューレ人材で固めたことが裏目に出た。奥地さんが各人の状況を…
■終了してしばらく時間が経ったこの集い、そろそろ振り返ってみてもいいだろう。とはいえ、レポートのようなことはできない。オープニングのセレモニーに出てから、子ども・若者シンポと講演を聞いたくらいで、夜は取材を受けているし二日目は第一分科会の司…
■先週土日に東京は府中で行われた「まじくるin府中」に行ってきた。釧路のネットワークサロンが主催して一回目が釧路、二回目が札幌で行われ、今回は東京。どんどん南下していて、来年は大阪でやるかもとの話があり。一回目二回目は、様々な困りごとを種にし…
■「オルタナティブ教育法」の分科会で一番驚いたのは、ホームエデュケーションを推す人の、「ホームエデュケーションが新法に含まれるなら、公費助成は要らないとまで思っている」という言葉だった。■法案では、「オルタナティブ教育機関」として登録できる…
■「オルタナティブ教育法」について書こうと思ったが難しい。■なので、少し方向を変える。JDECは「日本フリースクール大会」と名前がついているが、そもそも「Japan Democratic Education Conference」の略だ。Democratic Educationの要件はいくつかあるが、…
■今回のJDECでは、「オルタナティブ教育法」の骨子案を期間中に三回、話し合う機会を設けていて、気合いが入っていた。オルタナティブ教育法は、つい先頃衆議院法制局に骨子案を検討するように依頼したとのこと。法制局は議員が法律を作る時にそのアイデアを…
■11月19日土曜日に開かれた北海道フリースクール等ネットワーク主催の講演会+シンポジウムレポート。岐阜大の高岡健氏が不登校と発達障害についてのわかりやすい講演を行って、その後三カ所のフリースクールから来たパネラーが自分たちの関わりについて…
■7/1(金)、フリースクールネットの教育フォーラム。「不登校の先にあるもの〜親の成長、子の成長」という演題で、不登校経験者2名と、子供が不登校だった保護者2名に話をしてもらった。聴衆は約60名。当事者の経験談で、新聞に告知が載ったにしてはやや少…
■まだ「その1」が書かれてないが、予告もあったし、きっとこの後UPされるだろう。■二日目のセッション(分科会)は「フリースクールの運営・財政」に参加。一昨年も同じものに出た。■昨年11月にフリースクール全国ネットワーク加盟団体の基本調査があった。…
■二日目の分科会は「ひきこもり・若者支援」に参加。昨年も同じ分科会だった。参加者も同じ人が若干。しかし、昨年よりも参加者は少なかった。■フリースクール・フリースペースを運営する立場の人、スタッフ、当事者だった人らが集まり、それぞれの問題意識…
■札幌自由が丘学園主催で行われたこのシンポジウム、司会は自由が丘の亀貝さん、パネラーは前北海道教育大学学長の村山紀昭さんと北大教育学部の横井敏郎さん。聴衆はざっと50人程度だったろうか。■村山さんは、日本の公教育制度の頑丈さの持つ長所・短所を…
■体験者3人に話をしてもらう上で懸念がふたつあった。ひとつは学校批判に終始すること。もうひとつはフリースクール礼讃になること。過去にそういう展開を何度か見た。といって、初めから規制をかけるのも変なので、敢えて何も言わず任せてみた。結果、どち…
■2月12日夜、市民ホールで開催されたフォーラムの報告。北海道フリースクール等ネットワークが行うフォーラムは、これまで不登校や発達障害についてや居場所の有り様を取り上げてきたが、今回は自分たちフリースクール自身を取り上げた。結果としては、相…
日時:2月12日(金)午後6時〜 場所:市民ホール(北1西1) 参加費:500円 ■フリースクールを持続的に運営していくために、若い職員はどのようなことを考え毎日を過ごしているのか。三つのフリースクールから若手がやってきて語ります。また、函館で親…
■2日目は持ち込み企画に参加。福島の「寺子屋方丈舎」と長崎の「クレインハーバー」が持ち込んだ、フリースクールを持続的に運営するには、という話しのワークショップだった。予想していたファシリテーションとは全く違って不満も残ったが、考えるヒントは…
■今回の目玉はやはり「オルタナティブ教育法案」だろう。昨年の大会でも触れられていたが、こんなに早く草案がまとまるとは予想していなかった。それだけ情熱を傾けているのだろうし、政権交代の影響もあるのかもしれない。■現在、学校教育法第1条で定めた学…
■10・11日と参加したフリースクール全国ネットワーク主催のフリースクール大会は、今回も頭をフル回転させたフォーラムだった。いつもなら時系列に沿って書くのが好きなぼくだが、今回は漂流教室で行う各種のイベントの中で報告するとしたい。ここでは、…
■テーマは「そこから」。■子供の学びの場が学校のみとは元より思わない。フリースクールも大切な子供の居場所と心得ている(それと支援はまた別)。ただ、どこで学ぼうとも、押さえるべき要点が二点あると考える。■ひとつは「子供の将来」を考える、つまり「…
■星槎国際高校から関連団体による個別相談会への出席を誘われての参加だったが、面白そうだったので第一部から参加して話を聞いていた。今回は就労支援に絞った話で、道議の小林郁子氏、おがるの加藤潔氏、北海道学習障害児・者親の会クローバーの永瀬次郎氏…